有限会社 イトウ自動車
多様なメーカーの輸入車修理では北陸随一
整備・鈑金は軽自動車から輸入車まで
他社で購入された車にも対応
当社はクルマの修理がメインで、車種は軽自動車を含めた国産車から輸入車まで幅広く対応できるところが特徴です。他に販売と鈑金もしています。鈑金は始めて1年くらいしか経ちませんが、フランス製のフレーム修正機を導入し、従業員もかなりの技術力を備えています。
当社の一番の特徴は、国産車以外に輸入車の整備が行えるというところです。輸入車ディーラーは自社ブランドの車しか取り扱いません。民間工場でも輸入車を受け入れない所が多い中、当社は輸入車も含めていろんなメーカーの車を扱うところが強みかなと思っています。そのため他県からのお客様も来られます。当社には、個人売買や他社で購入し、かなり傷んだ状態で車を持ち込んでこられる方もおられるので、修理をしたお客様から「他では見てもらえなかった」などと感謝の言葉をいただいた時、喜びを感じます。
昭和54年に父が創業しました。当時は車検の仲介や修理で十分に食べていけた時代でした。その後、平成10年に現在地に移転するとともに、私も会社に入りました。その後、しっかり勉強して整備士の資格を取得し、現在は一つ上の検査員の資格も持っています。とにかく車が好きでしたので、車をバラバラにして一から組み立てをしました。輸入車も同様です。
整備ではスピード感を持って対応 鈑金では他社よりも美しく
輸入車の取り扱いと鈑金を始めたのが事業の転機となりました。輸入車のセットアップを他社に依頼した際、できないと言われ、そんなことはないはずだと自分で調べて機材を取り寄せたことがきっかけでした。北陸では輸入車を修理できる工場が少なく、今では当社の得意部門になってきました。年間に輸入車の修理が約100台で全体の1割ほどなので500台を目標に頑張りたいと思います。
鈑金は自社ですることで仕上がりを追求することができました。もちろん輸入車の鈑金にも対応しております。
事業を進めるうえで、2つのことを経営方針として掲げています。1つは、依頼を受けたものは自分たちで頑張りたい。2つ目はお客様のニーズに合ったものを提供したいです。今後は、もっと輸入車の車種の取り扱いを増やして、「整備ではスピード感を持って対応、鈑金部門については仕上がりで他社よりも美しく」を目標にしています。
立地場所については、最初はこんな裏道にと思いましたが、今となってはこの場所でよかったと思っています。ネットと口こみによる問い合せも多いため、現在のネット中心のやり方であれば、場所にこだわらなくてもいいような気がします。だから、今後、ライバル他社に負けないためにもHPを充実させていきたいです。会社の規模については大きくすることは考えていません。小規模でしっかりした会社にして地に足を付けた商いをしていきたいと思っています。
有限会社 イトウ自動車
■ 住所/〒920-0001 石川県金沢市千木町り111-1
■ TEL/076-257-2811
■ 代表者/伊藤 修
■ 創業/昭和54(1979)年
■ 業務内容/新車・中古車・保険・車検・整備・鈑金
※業務内容や商品等はねっとわーく発行時から変更されている可能性があります