家庭料理福

ボリューム満点で優しい味わいの家庭料理が楽しめ、自宅のようにくつろげるお店

福山駿也さん［代表］　福山亜希さん［調理人］

県産のブランド米や国産の食材を使用した「日替わりランチ」が人気

当店は平成31（2019）年2月に金沢市中央卸売市場の近く駅西本町にオープンした家庭料理のお店です。店名の「福」は「当店のご飯を食べて幸せになって欲しい」という想いから決めました。ロゴマークも平仮名で「しあわせ」と書いて「福」と読む漢字アートになっています。親子で経営しており、食材は国産のお肉、お魚、旬の加賀野菜や、お米は県産のブランド米「ひゃくまん穀」を使用しています。ランチメニューは「日替わりランチ950円（税込）のみ」で、ハンバーグ、チキン南蛮、ビーフシチュー、カレーライス等のメインの料理と他に小鉢4つとご飯、味噌汁が付きます。
ご飯は大盛無料で大・中・小と選ぶことができ、食後には特注のコーヒーが付きます。珈琲専門店にお願いし、ランチに合う豆を配合した「福オリジナルブレンド」は、後から酸味と苦味が来る美味しいコーヒーです。座席数はカウンターが10席、6～8名用の掘りごたつの和室が1室あり、アットホームな雰囲気の店内でくつろげます。お客様は近隣の方が多く、市場に勤めている方も来られ、自宅のようにリラックスし、長いお時間を過ごされる常連の方もおられます。
昼の部は主に調理人である亜希（母親）の担当で、夜の部は代表でもある駿也（次男）が担当します。夜は居酒屋になり、看板メニューは自家製の調味料で味付けした「牛すじピリ辛焼き」で、コリコリとした食感と甘辛さがクセになる味です。裏メニューもあって常連の方に人気です。私たちは10人の大家族で普段から食事の量が多く、ボリューム満点です。「ハンバーグ」も家庭と同じレシピで提供しており、私どもにとっては普通の大きさですが、お客さんからは「でかい」と驚かれます。
代表は学校卒業後、金沢の寿司屋や割烹等の料理店で板前の修行をして腕を磨きました。調理人は、富山県出身でエステサロンやお菓子の講師等、10以上の資格を持ち多方面の仕事を経験しました。親子で得意の料理の腕を活かし、料理店を開業しようと決意しました。

温かく楽しくたくさんの人が集まる場所でありたい

私達が特に大切にしていることは、「嫌な顔をしない」、「口ごたえをしない」など当たり前のことで、全員元気だけが取柄です。毎日来て頂く常連のお客様は、「お帰り」「行ってらっしゃい」の挨拶をするくらい、本当の家族と同じ気持ちで接客しています。「温かく楽しくたくさんの人が集まる場所でありたい」。そんな思いを大切にしているお店です。
今後もやりたいことが沢山あり、飲食でお客様に少しでも「幸せ」を提供していけたらと思います。