季節の移り変わりとアットホームな雰囲気を感じてもらいたい

当店は明治22（1889）年創業の和菓子製造販売のお店です。羽咋駅前の「パセオ通り商店街」に店舗を構えており、母が代表を務め、長男の私が店主として5代目を承継しています。店名は創業時「麻生商店」でしたが、「あさお菓子舗」を経て、22年前の店舗改装時に現在の「あさお樹庵」と名付けました。私の名前の「樹」をとり、「自分とお店が大樹の幹のように大きく成長していきたい」という想いを込めています。
当店で大切にしていることは「四季を彩る和菓子のお店」として、春夏秋冬に合わせたお菓子を提供することです。店内装飾にも工夫を凝らし、お客様に四季を感じて頂けるようにしています。またお客様が気軽に来られて「おしゃべり」ができる「アットホーム」なお店作りもしています。遠方から来店されるお客様も多く、当店のようなお店が少なくなったことから「大変ありがたい」という声も良く聞きます。

安心してご来店頂くお店作りと新感覚の和菓子が人気

5年前から当店の会員様向けに「手作りの通信誌」も発行しています。割引券等の特典、商品の紹介、四季の話題の他に、お店をより知って頂くため、作り手である私や家族についても記事にして、お客様に安心してご来店頂くお店作りを目指しています。
当店の看板商品である「あさおの赤飯まんじゅう」は、ふわふわ生地の中に当店自慢の赤飯が入った珍しいお饅頭で、入学、結婚、出産の内祝に好評です。
また、おすすめの商品の「黄金のたまご～未来のきみたち～」は、能登産の卵と塩を使用したしっとり柔らかな和風ケーキです。他にも人気商品である「羽咋UFO伝説」は、ローマ法王に献上したことで知られる地元羽咋の高級ブランド米である「神子原米」を使用した新感覚のしっとりとしたお菓子です。

和室にて趣味の作品展や「お菓子作り教室」を開催

当店は、店内に和室を完備しており、お菓子と抹茶をお召し上がりいただくことができます。また、和室にて趣味の作品展や「お菓子作り教室」を開催しており依頼があれば公民館などにも出張しています。
お客様が作られた工芸品・手芸品も店内に展示しており、作品づくりにも気合が入ると喜ばれます。また作品に興味を持たれたお客様同士の仲を取り持つこともあります。今後も当店を介して「地域の人と人が繋がっていくお店にしていきたい」と思います。