てて整骨院門前店

患者さんのサポーターとして健康寿命を延ばしたい夫婦で営む地域密着の鍼灸・整骨院

谷遼典さん［院長］

生まれ育った輪島で働きたくてUターン開業を決意

輪島に生まれ、高校まで地元で暮らしてやはり感じることは、地元が好きで地元で働きたいということです。バスケ部に所属していた高校時代、怪我をして鍼灸院に通い「鍼灸ってすごいな」と感じ、鍼灸と柔道整復を学びに京都の大学へ行きました。卒業後は金沢の整骨院で働き、平成28（2016）年8月にシメノドラッグ門前店内に鍼灸整骨の「てて整骨院」を開業しました。
私たちの整骨院では鍼灸治療の他にリラクゼーションや美容のメニューもあります。そちらは鍼灸師の妻が主に担当しています。治療としては、固くなった筋肉をほぐしていくのですが、腰が痛い場合、足からきていることもあり腰だけの治療ではなく足も治療していくのがここでの治療法です。
急性腰痛（ぎっくり腰）の患者さんが来られた時、腰の治療の他に、神経が繋がっている首やふくらはぎを治療すると、10人に1人くらいはその場で歩いて帰っていく人もいるんです。女性の患者様の場合、異性では触りにくい部位の治療もあるので、同性の妻が対応できるのも当院の良いところです。またプレパス提示で自費分10％オフ、時間帯での貸切、10分1100円で受けられる鍼灸治療もあります。
「てて整骨院」の一番の特徴は、県内で唯一のインナーマッスル（体幹）を鍛える複合高周波治療器を導入していることです。高齢者だとトレーニングで体幹を鍛えるのは難しいですが、この治療器で体幹を鍛えることで慢性腰痛や頻尿、尿漏れの改善が期待出来ます。

輪島観光サポーターとしてイベントに参加しブログを書いて地域貢献活動

私は輪島市の観光サポーターもやっていて、イベントに参加して写真を撮ったりブログを書いて観光客へ情報発信をしています。輪島市のHPで是非ご覧下さい。
整骨院スタッフは地元門前にお嫁に来て何年も経っている方なので、ご近所の方はもちろん、知っている方がたくさんいらっしゃるので、安心して来院して下さいます。シメノドラック門前店の店舗内にあるので、店内でサポーターを探しているお客様が店員さんと一緒に来て相談したり、目の前にバス停があるのでバスが来るまで休憩される方、店内でアイスを買った子供さんを連れてここで食べたりとちょっとした地域のコミュニティーの場にもなっています。
門前町では一人暮らしの高齢者が多く、楽しそうにおしゃべりをしていく患者さんもいて、私を孫や息子のように感じてくれているのかもしれませんね。だから門前町が好きでたくさんの人の健康寿命を延ばしたい、痛みを治してあげたいという思いで診療しています。
これからの夢は認知症が予防できる施設を作り、筋トレや脳トレをして自宅で明るく元気に毎日を送れる様サポートする事です。今、60歳以上の4人に1人が軽度認知障害もしくは認知症で、軽度認知障害を放っておくと認知症になるので早期予防の活動も出来たら良いと思っています。
最後に自分を見て、地域の子供たちが門前町でも仕事ができるんだなと思ってほしい。1人でも多く門前町に住んでもらい、楽しい町がこれ以上衰退しないように地域の皆さんと取組んでいきます。