開業54年の老舗クリーニング専門業者

昭和42（1967）年6月創業の開業54年を迎えるクリーニング専門業者です。「リネンサプライ」、「クリーニング店」、「コインランドリー」を運営しており、「誠実・信用」をモットーに、お客様第一を常に心掛けております。開業当初は「クリーニング店」のみでしたが、現在の主力は「リネンサプライ業」で、会社売上の9割以上を占めております。会社名は「昇る朝日のようになりたい」とイメージして名付けました。
営業エリアは奥能登全域から金沢、富山まで広域です。主力取引先は和倉温泉の旅館で、浴衣や布団のシーツをクリーニングしております。リネンサプライ業はホテルやレストラン等で使用するリネン製品（タオル、作業服等）を貸出して、汚れたら回収・洗濯して納品する仕事です。当社はお客様の指定された規格やサイズを用意し、要望に沿った提案をしております。

多品種小ロットの細かい作業が強み

当社には「クリーニング師」の資格を持った社員が7名おり、知識を持ったスタッフが多いのが特徴です。シミを綺麗に取る技術、シルク等の素材に応じたクリーニングの方法等、最新の技術を学ぶ社員教育にも力を入れております。大手が苦手とする多品種小ロットの細かい作業ができるのも当社の強みです。また最新の設備を導入し、仕上がりの美しさと生産性の向上にも努めております。
元々実家はリンゴ農家を営んでいましたが、天候に左右されることから、父親の代でクリーニング店に転業しました。私は6人兄弟の長男で幼い頃から手伝いをしました。高校卒業後、東京で働きながらクリーニング専門学校に通い、洗い場1年、仕上げ2年と言われる業界で、4年間下積みをしました。ちょうどバブル景気の時期で忙しかったことを覚えております。平成元（1989）年に実家に帰り、父親の会社に就職し専務を経験後、社長に就任しました。

地域の人に愛される会社でありたい

北陸新幹線の開業により観光客とホテルが増え、リネンサプライ業の仕事も増加しており、現在の工場では手狭になっています。そのため、北陸新幹線の延伸を見据え、新たな工場の建設も計画しております。工場の建設は地域にとって雇用を生む反面、環境悪化に繋がる印象もあります。その悪いイメージを少しでも払拭したいと思い、清掃や草刈り等の地域貢献活動にも積極的に参加しています。これからも「地域の人に愛される会社でありたい」と思います。