「毎日訪れたくなるお店」をコンセプトに素材を活かした料理を提供

平成30（2018）年11月に穴水町大町にオープンしました。「毎日でも訪れたくなるお店」をコンセプトに、リーズナブルな価格帯と豊富なメニューが自慢です。「ビール一杯」でもいいので毎日来店して頂ける雰囲気とお店作りを大切にしています。そのため、来店されるお客様は地元の方が9割以上です。
素材の良さをそのまま活かすことを心掛けており、当日仕入れた食材を手早く調理します。創作料理のような飾りつけの華やかさはありませんが、一手間掛けることで美味しくなり、お客様には喜んでもらえます。お肉料理も好評で、「サイコロステーキ」、「能登豚のニンニク焼き」、「ホルモン焼き」は人気メニューです。また、石川県内「能登から加賀」までの日本酒10種類以上を揃えております。店内はオープンキッチンでカウンターと和室の座敷があり、お客様の目の前で調理し提供するスタイルです。お客様の反応が良くも悪くも返ってくるので、仕事のやりがいにも繋がっています。

子供の頃から家のカレーライスを作る担当

子供の頃から料理にこだわりがあり、家のカレーライスを作る担当をしていました。「ミスター味っ子」というアニメにも影響され、小学4年生の時には「料理人」か「体育の先生」になるのが将来の夢でした。高校卒業前には調理師学校への進学も検討しましたが、「直接働いた方が勉強になる」という先輩からのアドバイスもあり、軽井沢の会員制ホテルでパティシエ、金沢のイタリアンで洋食、小料理屋で和食を経験し帰郷しました。
新型コロナの流行で、地元のお客様にご来店頂ける感謝と大切さを常に感じています。当店は主婦のお客様の利用も多く、子供連れでご飯を食べに来てくれます。私は洋食を経験しているのでオムライスもメニューにあり、地域の食事処としてたくさんの地元のお客様にご利用頂いております。

飲食のいろいろな業態にチャレンジしたい

飲食のいろいろな業態にチャレンジしたいと思います。地元の特産である「牡蠣の専門店」や当店でもお肉が人気なので「焼き肉店」も良いと考えており、ファミリーで利用できる地域に根差した飲食店の形を作りたいと思います。また地元のワイン会社や飲食店と協力し、「穴水ロケット」という団体名で、地域貢献の活動に参加しており、今後も飲食を通じて穴水の魅力を発信し、地域に元気を与える存在でありたいと思います。