Café&bal 華の間
手弱女桜(たおやめざくら)の美しい景色と古民家で味わう手打ちパスタやピザが人気
「日本の和」をコンセプトとしたイタリアン料理が魅力
令和2(2020)年8月、「日本の和」をコンセプトに、古民家で味わえるイタリアンのお店として創業しました。店名にもある「bal(バル)」はスペイン発祥の「バー」と「レストラン」の中間のようなお店のことです。小さなお子様がいる家族の方はもちろん、お洒落なバーとしてもご利用頂ける気軽な雰囲気のお店です。
現在、母親と二人で経営しており、メインのメニューは、「手打ちパスタ」と「自家製生地のピザ」です。パスタは手打ちで伸ばし、モチモチとした弾力と噛みごたえが特徴です。ピザは生地から手こねで仕込みます。低温熟成で1日寝かせ発酵により膨らませた状態の生地を使い、本場の薄生地ピザが好評です。
地元の食材を使った料理と美しい食器を楽しむ
食材にもこだわりがあり、地元の「輪島ふぐ」、「カニ」、「柚餅子」を使った料理や、父親の畑で収穫した新鮮な野菜を使用します。また、当店は輪島商工会議所主催の「輪島景観大賞」にも選ばれており、すぐ傍で手弱女桜を眺められる美しい景色も魅力の一つです。食器は地元の伝統工芸品「珠洲焼」や「輪島塗」を使用しており、美しい器と美味しい食事、古民家が創る昔ながらの空間を楽しみながらくつろいで欲しいです。
イタリアンシェフに憧れて料理人を目指す
子供の頃に行った地元の有名イタリア料理店で、カウンター越しに調理するシェフが恰好良く、「自分もお客様を喜ばせる料理人になりたい」と思ったのがきっかけです。高校を卒業して、金沢の調理師専門学校へ行きましたが、「バリスタ(珈琲を入れるプロ)」にも興味があり、道に迷っている状態でした。2年間勉強し、一番興味を持てたのが西洋料理でした。卒業後は、金沢のフレンチレストランやイタリアンのお店で修行をしました。
元々母親が「華の間カフェ」というお店を営業しており、現在の場所に移転する予定でした。同じタイミングで新型コロナの流行により、私が働くお店も暇になり始めたことから、一度仕事を辞め帰郷しました。初めは母親のお店を手伝うだけのつもりでしたが、料理のこだわりから私が創業することになりました。
家族経営ですが、互いに気を遣いながら仲良く働くのが大切だと思っています。また、お店も私も地元の人に支えられていると強く感じています。これからも地元の素材を利用した料理を考え、お客様を楽しませたいと思います。
Café&bal 華の間
■ 住所/〒928-0013 石川県輪島市石休場町上野33-1
■ TEL/0768-23-4148
■ 代表者/東 一生
■ 創業/令和2(2020)年
■ 業務内容/飲食業(イタリア料理、café&bal)
※業務内容や商品等はねっとわーく発行時から変更されている可能性があります