酒肴まつうら
季節の魚料理と全国の美味しいお酒を楽しめる居酒屋
食材にこだわった美味しい料理と落ち着いた雰囲気が魅力
平成10(1998)年11月に「美味しい酒肴(シュコウ)(お酒のつまみ)と日本酒が楽しめるお店」として始めました。創業した当初は日本酒ブームもあり、能登杜氏のお酒をメインに置いておりました。現在は、能登杜氏のお酒だけにはこだわらず、全国の美味しいお酒を30種類程置いております。また幻の日本酒と言われ入手困難な「十四代」が飲める居酒屋としても定着しており、能登杜氏のお酒から全国のお酒まで楽しめる居酒屋です。
40代後半から50代ぐらいのお客様がゆっくり料理とお酒を楽しめる雰囲気のお店です。メインは季節の魚料理です。特に食材にはこだわっており、鱈(たら)、蟹、白子の酢の物や揚げ出し、あんこ鍋、その時期の旬の魚や海の幸を使った料理を提供しています。地元にある豊富な食材を使用し、能登牛のステーキ、春先であれば山菜も調理します。少し値が高くても、「美味しい料理を食べたい」、「美味しいお酒を楽しみたい」と思われるお客様に自信を持ってご提供させて頂いています。2016年には「富山・石川版ミシュランガイド」にも掲載されました。
「日本酒会」でみつけた美味しいお酒がお店の定番に
私は日本酒が大好きで、実際に飲んで美味しいと思った物を仕入しています。また定期的にお客様と「日本酒会」を開催しており、各々が見つけた全国の美味しいお酒を紹介し、飲み比べや品評をしています。ここで紹介され、店の定番になったお酒も多数あります。
実家は飲食業を営んでいました。昔は長男が家業を継ぐのが当り前だったこともあり、高校卒業後に調理師学校へ進学しました。金沢の割烹料理店に住込みで下宿し、昼間は学校、夜は見習いとして働く生活をしていました。金沢で7年程修業し、25歳で地元に帰りました。その時、実家は魚屋をしていましたが、時代の流れから業態転換し、「地酒と地元の魚」をメインとした居酒屋を開業しました。最近「テーブルスタイル」に変える設備投資を行っており、ランチやテイクアウト等の新しいチャレンジにも取り組んでいます。
体力の限界が来るまでは包丁を握り続けたい
「お客様は当店の応援団」だと感じています。特にコロナの影響で暇になった時は、常連さんが心配し来店してくれました。「ありがとう」という言葉が自然と湧いてきて、私もお客様の気持ちに応えたいと強く思いました。これからも基本的なスタイルは変えず、時代に応じた飲食業の形で、体力の限界が来るまでは包丁を握り続けていけたら幸せです。
酒肴まつうら
■ 住所/〒927-1214 石川県珠洲市飯田町15-71
■ TEL/0768-82-0073
■ 代表者/松浦 秀明
■ 創業/平成10(1998)年
■ 業務内容/飲食業(小料理、居酒屋)
※業務内容や商品等はねっとわーく発行時から変更されている可能性があります